院長挨拶

岡山博愛会は創立以来131年目の歩みを進めております。ひとえに職員や地域の皆様のおかげと感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が流行して3年が経過しました。当院は発熱外来、ワクチン接種、協力病院として入院受け入れなど、地域の要請に応じて体制を整えて参りました。医療の最前線で働く皆様の苦労は続きますが、この困難に立ち向かう中で職員の心が一つになることができたと感じました。5月に感染症法上の分類は変わりますが、これからもあらゆる場面で「変化」に対応できる岡山博愛会であり続けたいと願います。
2023年3月から地域包括ケア病棟1病棟を回復期リハビリテーション病棟へ変更しました。これで4病棟のうち半分の2病棟がリハビリテーションに重点を置いた病棟となりました。リハビリテーションを必要とする患者さんは複数の疾患や様々な困難を抱えた高齢者が大半です。当院はリハビリテーションの専門医師に加えて内科医が主治医として携わり、全身管理のもとでリハビリテーションを安全・効果的に進めていくことができるのが最大の特徴です。患者さんが安心して自宅または施設へ退院し、日常生活の幸せを実感できるよう、リハビリテーションや多職種連携の質を高めて参ります。
これからも地域の皆様に安心と満足をお届けできる病院であり続けたいと思います。今年度も岡山博愛会病院をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2023.4.1
岡山博愛会病院
副理事長・病院長 中尾 一志
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