社会福祉法人 岡山博愛会 江崎,中区,岡山市

健康一口メモ

2018.2

動脈硬化は人の健康にどのように関わるのでしょうか。

全身の臓器や筋肉や骨を栄養する為に血管が張り巡らされています。その大切な血管が傷んだり、詰まったり、硬くなったりするのが動脈硬化です。大事な臓器に酸素や栄養が来なくなるから動脈硬化は困るのですね。

動脈はパイプやホースと違い、3層の構造です。内膜—中膜—そして筋肉の層でできています。高い血圧の為に内膜が傷ついたり、あふれたコレステロールが内膜と中膜の間に溜まったりすると、次第に動脈は硬く、狭くなり、中の血液の通りが悪くなるのです。

動脈硬化が最も悪く影響する臓器は、何と言っても心臓です。心臓に栄養がこないと心臓は動くことができません。これが狭心症であり、心筋梗塞です。悪ければ突然死、幸い助かってもその後心機能は大幅に低下して、生活に支障が出ます。

そして、脳では脳梗塞、脳出血が起こります。いちど発症してしまうと元に戻ることは大変難しく、片麻痺や構語障害など大変な不自由を背負うことになります。

即、命に関わるわけではなくとも、腎臓、眼(網膜)、脚、腸など動脈硬化によって起こる病気は全身に渡ります。認知症も脳の動脈硬化が大いに関係しています。

動脈硬化は生活習慣によって進行します。適度な運動、バランスのとれた食事、よい睡眠、そして必要に応じてお薬のコントロールを行うことで進行を抑止し、改善さえ期待できます。もし、閉塞の恐れがある部位がみつかっても、カテーテルによる治療の普及により、体の負担は大変軽くなりました。

動脈硬化を評価するための検査もございます。首の動脈を超音波検査で観察して内膜の厚みを測る検査、手足の血圧を比較して全身の動脈の硬さや詰まり具合を評価する検査があります。いずれも当院の外来で簡単に行えます。どうぞご相談・ご利用ください。

 

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