明治24年に25歳のアダムス先生が女性宣教師として岡山に来ました。最初は教会の働きをしていましたが、教育や健康に恵まれない子供達が、将来の希望無く、重い障害さえ持つことになるのを捨て置かず、地域のなかに飛び込みました。セツルメント活動として、日本では最初のものでした。「博愛会」の名は、聖書に書かれた全ての人を愛する神様の愛により、「ラビングオール」を和訳し、アダムス先生により名付けられました。児童教育、職業教育、保育、医療まで、多くの働きがなされました。戦後の復興には当時最も必要とされた産科医療、結核医療をはじめ病院事業を中心としました。高度高齢者社会を迎え、アダムス先生の名を頂いた特別養護老人ホーム「アダムスホーム」を開設し、在宅の方をお世話させていただく事業を加えました。御幸町と門田屋敷にある病院の設備が古くなりましたので、新しい土地と建物を求め続けて参りました
が、多くの方の御協力を頂き、江崎の地に新築し、統合移転をすることとなりました。博愛会はこの新しい設備を持って私達の理想とする愛の働きをさらに深め、続けて参ります。聖書には「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。」とあります。神様の愛から誰も洩れることはなく、一人一人が価値ある者であるとして、命も心も魂も支えてゆきたいと考えております。個室中心の療養環境に優れ、最新設備を有する病院と、4階に設置した老健施設「みくに」、門田屋敷と御幸町に診療クリニック、既に整備された特養「アダムスホーム」、在宅を支える居宅介護支援事業所、訪問介護の「ホサナ」、訪問看護の「サマリア」、通所施設の「ハレルヤ」を用いてお世話させていただきます。新たに出発した岡山博愛会をお用いくださいますようお願い申し上げます。
社会福祉法人 岡山博愛会
理事長 更井 哲夫
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